昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

久保帯人『BLEACH』その2

『BURN THE WICHI』短期連載記念に
続きを語ります。

ある日ルキアのもとへ、
兄の朽木白哉とその部下の
阿散井恋次が現れます。

事情はどうあれルキア
人間の一護に死神の能力を
譲渡したことは重罪でした。

雨竜と一護はルキアを守ろうと
しますが手も足も出ず、
連れ去られてしまいます。

一護とチャド・織姫・雨竜は
ルキアを救出するため
尸魂界へ……。

その前にちゃんと修行パートが
あるのがジャンプらしさ。

焦って助けに行こうとする
一護の無謀を諌める浦腹の名言

喜助「死ににいく理由に
他人を使うなよ」

カッコいい台詞だけど
そもそも元凶お前だろ……。

浦原喜助や謎の喋る黒猫・夜一さん、
二人とは幼馴染みの花火師・
志波空鶴の力も借りて

一護たちは空鶴の弟、岩鷲と
共に尸魂界の中枢、
瀞霊廷へ潜入。

突入時にバラけてしまい、
だいたいタイマンで戦う
ことになるのもお約束。

この「ルキア救出編」の
面白さは、単純に目の前に現れる
死神と戦うだけでなく、
死神側にもドラマがあること。

ルキアに科せられた罪が
重すぎることに疑問を
抱いていた五番隊隊長、

藍染惣右介が突然、無惨な
死体となって発見されます。

 

犯人はコイツ?と思わせるような
無駄に怪しい雰囲気を振りまく
三番隊隊長・市丸ギン

関西弁の糸目で油断ならない
タイプの男って、どうしてこう
遊佐さんボイスがハマるんだろう……。

人格者だった藍染の死に
動揺する死神たち。

読者視点だと、何かきっかけが
あれば一護たちは死神側と共闘
できそうにも思えるのですが

何かおかしいと感じている死神も
一護たち=侵入者と戦わざるを
得ません。

そんな中、ルキアの処刑が
早まることになり……。

ルキア救出編」は今なお
人気の高い名言・名エピソードが
詰まってますね。

護廷十三隊は隊長・副隊長だけで27人
(13番隊は副隊長二人)
いるのに、

キャラ被りもなくそれぞれ
個性豊かなのが素晴らしい。

散々市丸ギンが怪しいと見せかけての

実は藍染が生きていて
ラスボスだった。

にはまんまと騙されましたよ……。

当時「邪悪なヨン様」と呼ばれて
たのも懐かしいあだ名です。

続きはまたそのうちに。