昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダービルド』桐生戦兎

本日6月13日は仮面ライダー
ビルド・桐生戦兎こと
犬飼貴丈さんの誕生日です。
めでたい!!

犬飼さんが重度オタクの残念イケメン、
今村耕平役で出演する
ぐらんぶる』実写版も
もうすぐ公開です!

というわけでビルド話を。

『ビルド』最大の特徴は

・戦兎がラスボスであるエボルトに
「作られたヒーロー」

(つまりおやっさん=ラスボス)

・本人は記憶喪失。

であること。

元の名前は「葛城巧」ですが、
彼の才能だけを利用するため

エボルトは「佐藤太郎」という
治験のバイトに来た若い男を殺害、
二人の顔を入れ替えます。

(そして葛城殺害の罪は
万丈に被せられる)

佐藤太郎は犬飼さんの二役。
必要最低限の出番しかないにも関わらず

「夜は焼肉っしょ!!」
(思い切り反り返りながら)

このアドリブで、アホだけどいい奴と
強烈に印象付けました。素晴らしい。

一方、記憶を奪われ顔も変えられた
葛城巧は、雨の中茫然としてるのを

「たまたま通りかかった喫茶店
マスター」を装ったエボルトに
拾われ、桐生戦兎と名付けられます。

記憶がなくても才能や基本的な
性格は残っており、

発明のたびに

「すごいでしょ、天才でしょ!?」

と、はしゃぎまわってヒロインの
美空に呆れられますが

万丈やカズミンに対しては
ツッコミの役割。

「人が話してる途中でしょうがーー!!」

ツッコミに使われるライダーキック……。

葛城巧の記憶が戻った際は
新たな顔が気に入って鏡を
ずっと眺めてたりとか

「万丈、お前人間じゃねぇって」

皆が真実をどう教えたものか悩んでる時に
直球で言い放ったりと
性格はかなりエキセントリック。

こう書くとギャグ寄りの作品みたい
ですが、戦兎の作中の苦悩はもう
気の毒で気の毒で……。

 ギャグは癒しです。

もっと重要な癒しは相棒の
筋肉バカ万丈龍我。

二人の関係性こそ、ビルド最大の
核と言えます。

個人的に戦兎・万丈・カズミン・
これにヒゲも加わってバカ4人で
わちゃわちゃしてるの大好き……。

教訓:天才が一人混じっても、
バカは中和されない。

 続きはまたそのうちに。