昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)昭和のお嬢様キャラの特徴「縦ロール」「お嬢様口調」

アンジェリークのロザリアを見てたら
語りたくなりました。

縦ロールのお嬢様キャラといえば?
と、昭和生まれに聞いた場合、答えはだいたい

エースをねらえ!』竜崎麗香(お蝶夫人

ガラスの仮面姫川亜弓

キャンディ・キャンディ』イライザ・ラガン

この3人だと思います。

上二人の役回りは「良きライバル」

気高く誇り高いお嬢様で、
人格も美貌も才能も
備えた完璧超人。

彼女たちにもそれぞれ悩みやドラマがあり、
それが人間的な魅力に繋がっていました。

また「よくってよ」「~ではなくて?」
というお嬢様口調も特徴。

ロザリアもこのタイプです。

イライザの役回りは「いじめっ子」

兄のニールと二人、子供の頃から
孤児のキャンディを蔑み、いじめます。

罵倒、泥棒の濡れ衣を着せる、学校で必要な
情報を伝えない、不純異性交遊をでっち上げて
退学に追い込もうとしたりと、やりたい放題。

彼女はお嬢様口調では喋りません。

アンソニー、テリィと、キャンディと
フラグが立つ相手に惚れますが

恋のライバルとは言い難く、それどころか
テリィには唾吐きかけられました。
(自業自得)

スケバン刑事の海槌麗巳
(みづち れみ)もライバルのお嬢様キャラ
ですが、それ以上に悪役として強烈すぎて……。

なんでお嬢様=縦ロールなのかというと
多分、高橋真琴さんの美麗イラストの
影響でしょう。

大きなキラキラお目目、
フリルとリボンと花が散りばめられた
縦ロールや巻き毛美少女の絵の本や文具は
昭和の少女の必須アイテムでした。

ウチにも絵本や手回しの鉛筆削りが……。

また、脇キャラ限定の
髪型というわけでもなく

『悪魔の花嫁』でも美奈子がおめかし
する時は縦ロールにしていました。

昭和の伝統のような縦ロールが
今なお、お嬢様キャラの特徴として
使われてるのはすごい。

最近のキャラだと銀の匙の南九条
あやめちゃんが好きです。

また、お嬢様口調は68年の
怪奇大作戦第3話には

「お父様、あたくし~ですの」という
口調のゲストキャラが登場しているので
当時の創作物全般、お嬢様はそんな
喋り方がお約束だったのかも。

続きはまたそのうちに。

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