『鬼滅の刃』（きめつのやいば ～１６）は
大正時代を舞台に、主人公の少年・竃門炭治郎
（かまど たんじろう）をはじめとする
「鬼殺隊」が特殊能力を持つ鬼と刀で戦う、
和風ダークファンタジー剣戟バトルです。
１９年にアニメ化され、現在劇場版
制作中。（２０年公開予定）
ご存知の通り、前代未聞の大ヒット中。
初見の印象が
（『東京喰種』ＩＮ和風ファンタジー……）と
思ったのはここだけの話。
序盤、炭次郎は山奥で先祖代々の
炭焼き家業をしながら、貧しくても
母と弟・妹たちと仲良く平穏に
暮らしていました。
ここで炭治郎の
・真面目で働き者で優しい兄
・「匂い」に敏感
・町の人々からも信頼されている
というキャラクター像が描かれます。
炭治郎が山へ戻ろうとした際、
「暗くなると鬼が出る」と
引きとめられて知り合いの家に泊まります。
一夜明けて家に帰ると、家族が皆
血まみれで倒れていました。
（最初は熊の仕業と思った）
唯一助かったと思った上の妹・
禰豆子（ねづこ）は鬼と化しており
襲われそうになったところを
青年剣士・冨岡義勇に救われます。
※禰豆子の「禰」は本当は「ネ」偏ですが
出ないのでこの字で代用します。
しかし義勇は禰豆子を殺す気だとわかり、
彼に立ち向かうことに。
炭治郎が度胸や機転を備えていること、
禰豆子が兄を喰わずに庇った姿を見て
義勇は「鬼狩り」の育て役・鱗滝左近次
（うろこだき さこんじ）の元へ
行くよう助言します。
鱗滝さんとの修行、与えられた試練を
突破しての「最終選別」などを経て
炭治郎は鬼狩りの組織、鬼殺隊の一員に。
禰豆子を鬼にしたのはラスボス
「鬼舞辻無惨」（きぶつじ むざん）
彼の血を浴びた人間は鬼になります。
耐え切れずに死ぬ者も多いですが、
鬼になったら日光か鬼狩りの刀
「日輪刀（にちりんとう）」で頸を
斬られる以外では不死身になります。
炭治郎は鬼舞辻を倒し、禰豆子を元に
戻すのが最終目的ですが
禰豆子もまた、炭治郎と人々を護るため
一緒に戦って成長していくのがいい。
続きます。
