昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』水瓶座のカミュ

2月7日は氷河の師、
水瓶座カミュの誕生日です。
めでたい!!!

というわけでカミュの話を。

初台詞
「相変わらずマザコンの抜けん奴よ」

→いきなり氷河のマーマの眠る船を
聖闘士でも潜れない場所の海溝深くに沈める。

当時の読者は(氷河って師匠からも
そう思われてるのか……)という感想含め
先の展開が気になって仕方ありませんでした。

※後のコミックスでは
台詞は修正されています。

十二宮編で氷河は双児宮から吹っ飛ばされ
天秤宮に落ちたところ
カミュが待ち構えていました。

二又に分かれた眉に長い爪、更に
カラーだと赤毛で赤いネイルという
画期的なビジュアルで読者の度肝を抜きます。

圧倒的な強さで氷河を葬ると、氷の棺に
閉じ込め、涙ながらに去っていきます。

(あの……そこは普段無人だけど
老師の宮なんですが……)
連載時にネットがあったらそのツッコミで
溢れていたことでしょう。

その後、氷河は紫龍と瞬によって復活。
天蠍宮でミロと戦います。

ミロとカミュは親友らしく、カミュの意志を
尊重する台詞が戦闘中に何度も出てきました。

 あの二人の日常会話ってどんなんだろ……。

 ミロに敗北を認めさせた氷河は先へ進み、
宝瓶宮にてカミュと再び対峙します。

カミュにとってはアテナと教皇はどちらが
正義かなど関係なく

氷河に「クールに徹しろ」という教えを
叩き込む最終試練を与えたかったようでした。

(本人が実践できてるとは言ってない)

星矢たちを足止めするそぶりもなく、先へ
進ませているのは次のアフロディーテへの
篤い信頼からであって

決して氷河にしか興味がないとか
そんなわけでは……ない……はず……。

カミュは氷河に倒されて死亡、
復活したハーデス編でも特に強い描写は
なかったので「強いかどうか」を重要視する
男性読者にはあまり支持されません。

しかし氷河との師弟愛、ミロとの友情など
「関係性」をこよなく重要視する女性ファンには
今なお濃い愛情を注がれるキャラです。

あの我が道を行くところがすごく水瓶座……。
(偏見)