昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

広江礼威『BLACK LAGOON』その1

BLACK LAGOON(ブラックラグーン 01~)
東南アジアの架空の街ロアナプラを舞台に
4人組の運び屋「ラグーン商会」が
マフィアや悪党たちと渡り合う
ガンアクション漫画です。

06年にTVアニメ化、OVAや小説版も
出ています。
略称は「ブラクラ

主人公は日本人の元サラリーマン、
岡島緑郎(おかじま ろくろう)。

第一話はロアナプラに出張した彼が
3人組の運び屋「ラグーン商会」に誘拐
されるところから始まります。

彼らの目的は、緑郎が会社から預かった
ディスクを依頼主に渡すことでしたが
緑郎も一緒に連れ去られ、人質に。

その際リーダーのダッチから「ロック」と
あだ名をつけられます。

ディスクの中身を知られたくない会社側は
緑郎ごとディスクを葬るよう、雇った
傭兵たちに指示を出します。

緑郎とラグーン商会の4人は追われるうちに
罠に飛び込んでしまい
絶体絶命のその時、緑郎の頭に閃きが……。

ダッチ「イカれてるとしか思えねえぜ。
だが面白え。」

と、作戦に賛同。一か八かの賭けは成功します。

自体は平穏に解決し、緑郎の上司は
何事もなかったように「御苦労だったな」と
同行させようとしますが

「俺はね、もう死んでるんですよ。
あんたがそう言った。
俺の名は、ロックだ。」

緑郎は以降、ラグーン商会のメンバー、
ロックとして生きていくことになります。

数か国語に堪能、南米の名家の家族構成や
紅茶の種類にも詳しい辺り、
エリートサラリーマンの名残があります。

序盤はリーマン気質や真面目すぎる
正確が災いしてヒロインのレヴィと
ぶつかることも多々ありました。

だんだんやさぐれていきますが
優しいロックにはあまりにも
過酷な出来事が多いから……。

ケンカばかりしていたレヴィとの関係性が
変わっていくのも見所です。

レヴィ「どきなエダ。二流ガンマンが」

エダ「額で煙草を吸うコツ、
教えてやろうか?」

ハリウッド映画のような派手なアクションと
独特の台詞回し、そして強烈なキャラクターが
魅力の作品です。

続きます。

BLACK LAGOON ORIGINAL SOUND TRACK

BLACK LAGOON ORIGINAL SOUND TRACK