昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『蒼き流星SPTレイズナー』その6

ゴステロの死後、本筋である「グラドス
創世の秘密」に向けて話が動き始めます。

南米の遺跡に重要アイテムがあるはず!と
エイジとアンナがカルラ少尉も巻き込んで
大騒動した結果、既にそこにはなく

ジュリアがいつも首から下げてた。
(グラドスの刻印という)

この姉弟はもっと情報交換とか
コミュニケーションをだな……!

決して明かしてはならない創世の秘密とは
グラドス人と地球人は同じ種族だということ。

視聴者目線では(そりゃハーフがいるんだから
種族的に近いだろう……)と納得するのですが

グラドスこそ絶対!地球人はサル以下!と
信じ込んでいたル・カインからすれば
天地がひっくり返るほどの衝撃でした。

動揺のあまり父グレスコを殺害、
とばっちりで傍にいたカルラも殺されます。

グレスコの後を継いだル・カインは
独裁者と化し、グラドス人に対しても容赦なく
粛清を開始します。

それは地球側のレジスタンスには有利に働き、
南米で最終決戦が……。

実は諸事情(婉曲表現)でこの辺りでタイムアップ。

戦いに疲れたDr.エリザベスがノイローゼになり
(これが刻印発動の決意を後押ししたらしい)

ル・カインがロアンに指揮権を委譲した途端、
ロアンが寝返って(いや表返り?)
レジスタンス側が勝利したりと
ダイジェスト的に話が展開します。

ル・カインはそれを知っても、ロアンを
責めることなくSPTで単騎、出撃します。

この二人も興味深い関係性でした。

グラドスの刻印が発動されれば時空が歪み、
地球とグラドス間を往来できなくなります。

発動させようとするジュリアを守ろうとする
エイジの前に立ちはだかるル・カイン。
二人の対決もわりとあっさりです。

地球に戻ってくるエイジを迎える仲間たちの中に
私服のロアンがいるのが涙出ました。

アーサーは太りすぎ……!!とツッコミつつも、
彼がどんな時もロアンを信じ続けていたのは
きっとロアンにとって救いだったのでは
ないでしょうか。

諸事情のせいで残念な部分はあるとしても
名作だと思うんですよ……!!

蒼き流星SPTレイズナー DVD PERFECT BOX-02

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2001/12/05
  • メディア: DVD