『勇者特急マイトガイン』(93~)は
勇者シリーズ4作目。近未来の日本、
ヌーベルトキオシティを舞台に
主人公、旋風寺舞人(せんぷうじ まいと)が
超AIを持つ巨大ロボット「勇者特急隊」を
率いて悪と戦うアクションメカアニメです。
時代設定は昭和125年。
今作の勇者ロボは旋風寺財閥の経済力と
技術力で作られているのが特徴。
主人公が高校生なのも今回が初。
しかも財閥総帥。執事や秘書キャラもいます。
「マイトガイン」の元ネタは日活映画時代の
小林旭のあだ名「マイトガイ」
(※ダイナマイト・ガイの略)
昭和30年代の青春映画がモチーフなので
シンプルで痛快な活劇が基本。
そのため舞人くんも爽やかでキザな熱血漢。
次回予告の
「正義の力が嵐を呼ぶぜ!」
に、キャラが集約されている……。
彼が戦う「悪」もそこそこの規模の
小悪党集団。(エグゼブ登場までは)
マッドサイエンティストのウォルフガング博士、
悪の商人ホイ・コーロー、
女怪盗団のボス、カトリーヌ・ビトン、
日本かぶれのテロリスト、ショーグン・ミフネなど
キャラは濃いけど、しょうもない悪事も多く
基本勧善懲悪な作品でした。
マイトガインに対抗するため
ウォルフガング博士が雇ったのが
ライバルキャラの「雷張ジョー」
この当時クールなライバルはだいたい
緑川さんでしたね。
ヒロインの吉永サリーは常にどこかでバイトを
している苦労人の勤労少女。
バイト中に事件に巻き込まれ、舞人に
(時にジョーに)助けられるのがお約束。
個人的に花売り娘をしていたサリーがチンピラに
絡まれた時にジョーが通りかかり、
「白バラの花言葉を知っているか?」
「バカは死ななきゃ治らないだ」
白バラを空中に放り投げ、落ちてくるまでに
相手を瞬殺する、という流れを妙に覚えています。
たまたま前日放送だった『ダイレンジャー』で
魔拳士ジンがコインで似たようなことをやってた……。
解説で終わってしまいましたが続きはまた後日。
- アーティスト: TVサントラ,露湖藻雷蔵,中村大樹,マリー・コクラン,岡柚瑠,ヌーベルトキオオーケストラ,スマイリー工藤
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1993/06/23
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る