昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

帆(ほ)『クマとたぬき』

『クマとたぬき』(18~)
山に住む仲良しのクマとたぬきの
四季折々のほんわかした日常を
描いた四コマ漫画です。

※PXIVから書籍化した
年を書いています。
Twitter等でも読めます。

個別の名前はなく、「クマさん」
「たぬきさん」と種族名で
呼ばれます。

クマは一匹で暮らしており、

のんびり屋で歌ったり踊ったりが
好きなとぼけた性格。

たぬきは親兄弟たちと暮らしていて
クマのもとに足しげく遊びに来ます。

いたずら好きで好奇心旺盛、
結構負けず嫌い。

どっちも気質的にはボケですが
二匹でいる時はたぬきのほうが
ツッコミに回ることが多いです。

両方がボケる時は目の上にキズのある
「別のクマさん」がツッ込み役。

クマとたぬきが苔の上に乗って
「ふかふかだー」とはしゃいだり

遠出したクマが
(あちこちに体を擦りつけて)
匂いをお土産にしたりと

自然の中だけで完結している
ものもあれば、

シカの抜け落ちた角をたぬきの
頭の両側に当てて

クマ「たぬきドラゴン」

シカ「あそぶんなら返して」

クマとたぬきが魔方陣っぽいものを
地面に書いてたら

そこがピンポイントにボコボコ
盛り上がって「!?」と
驚いてるところにモグラが顔を
出すオチなど

人間の知識があるのが
前提のネタもあります。

たぬきもクマもお互いが大好きで、
クマが冬眠してる間たぬきが
寂しくなったり、

クマもたぬきが事故に遭って人間に
(治療のため)連れ去られている間、
気が気でなかったりと微笑ましい関係。

再会できた時は泣けました。

泣けたといえば別のクマさんが
一旦よそへ行って帰って来ず、

もしかして人間に……と
心配してたらひょっこり
戻ってきた時もうるっときました。

別のクマさんは登場当初は
二匹のボケに困惑してましたが
最近は一緒に楽しんでいるようで
何よりです。

他にもサギとツルのコンビや
シカとカモシカシマフクロウ夫婦、
ウサギとカメなど様々な動植物が
登場します。(虫も含む)

発想や視点が優しく、
くすっと笑えてほっこりする
癒される作品です。

クマとたぬき (ピクシブエッセイ)

クマとたぬき (ピクシブエッセイ)