現在公開中の『仮面ライダージオウ
Over Quartzer』にちょっとだけ登場!
記念に語ります。
『仮面戦隊ゴライダー』(17)は
auビデオパスで全三話で配信された作品。
当時は『エグゼイド』放送中だったので
主人公の永夢が話の中心です。
大雑把なあらすじは
永夢が目を覚ますと、そこは遊園地だった。
歩いても歩いても元の場所へ戻ってしまう
謎の閉鎖空間。
そこで出会ったのはアナザーアギト・木野薫、
ブレイド・剣崎一真、バロン・駆紋戒斗、
マリカ・湊耀子、レーザー・九条貴利矢。
全員死亡または行方不明の仮面ライダーだった……。
永夢は初めての場所なのに知っているような……?と
自分でも不思議に思うのですが、それはレーザー以外の
ライダーたちに不審を抱かせます。
だんだんみんなが永夢を信じてくれる過程がいい。
そして貴利矢さんは癒し。
実はこの世界はゲームの中で、永夢はプレイヤーとして
何度もやり直していることが判明します。
データは引き継げない仕組みでしたが
永夢は機転を利かせてゲームオーバー前に暗号を残し、
黒幕は剣崎に化けた檀黎斗だと指摘します。
(この黎斗は23話の死亡後に起動した
バックアップデータ)
正体は見抜いたものの、対抗する術のない
永夢たちに
「全ては私のシナリオ通りさ!!」
とドヤ顔で勝ち誇る黎斗。実に楽しそうです。
しかし本物の剣崎が登場、ジョーカーの能力で
一瞬で計画が瓦解するカタルシスが素晴らしい。
クライマックスの戦闘シーンに登場する切り札が
「ゴライダー」です。
ちなみにバロン=赤ライダー、ブレイド=青ライダー
レーザー=黄ライダー、アナザーアギト=ミドライダー
マリカ=モモライダーに変身。
エグゼイドはマキシマムのままです。
シリアスな部分とコミカルな部分、謎解きや友情と
色んな要素を盛り込みつつ、
ライダーたちの見せ場もそれぞれにあるという
何度も観返したくなる作品です。
ちなみに劇場版『超スーパーヒーロー大戦』にも
ゴライダーは登場しますが、中身は別人です。