『スクライド』その１ - 昭和の話がしたいんだ

『スクライド』（０１～）は謎の隆起現象により
日本から離脱、島となった元は関東の一部
「ロストグラウンド」を舞台に、
主人公カズマをはじめとする特殊能力者「アルター使い」
同士の戦いを描く熱いアクションアニメです。

１１年に編集を加えた劇場版
『スクライド　オルタレイション　ＴＡＯ/QUAN』が
公開されました。

隆起現象は本編より２２年前、それ以降に
物質を再構成する「アルター能力」を持つ
子供たちがロストグラウンドで生まれ始めます。

説明すると長くなるので、アルター能力者
＝スタンド使いと思ってください。

アルターを持って生まれた子供が
ロストグラウンドで選べる道は二つ。

秩序側のアルター能力者として治安維持部隊
「HOLY」（ホーリー）に所属するか

彼らに狩られるネイティブアルターとなるか。

主人公カズマは孤児の少女・かなみと共に
その日暮らしをしながら
盟友君島のもたらす情報をもとに
アルター能力をケンカに使っていました。

ある日アルター使い同士のケンカに「HOLY」が
介入。カズマはHOLY最強のアルター使い・
劉鳳（りゅうほう）に完敗します。

当初はカズマの方が劉鳳に執着し

「今度はお前がオレを刻む番だ」
と、本部に潜入して無茶苦茶やらかしますが

次第に強くなるカズマに
劉鳳も本気で挑むようになります。

草食系という言葉も定着し、バトルものでも
おっとりした優しい主人公が多い中

カズマ「てめえが気に入らねぇ　だからボコる」

などと断言するヤンキー気質の熱血漢・
カズマは新鮮でした。

対する劉鳳はお坊ちゃん育ちながら悲劇を背負う
ツンデレで、ＣＶ緑川光の最強クールキャラ。

カズマは会うたびに「クズ」「毒虫」と何度も冷たく
吐き捨てられていましたが

最終的には背中を預けたり、笑い合う間柄に
なります。
※この後めちゃくちゃ殴りあう。

昔ながらの熱い少年マンガ好きには
たまらない、けれん味たっぷりのアニメです！！

次回予告の若本さんナレーションとか
実に素晴らしい……！

続きはまた近いうちに。