昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

タイムボカンシリーズその6

タイムボカンシリーズ ヤットデタマン
(81~)タイムボカンシリーズ第5作目。
時を超える幻の鳥「ジュジャク」を追って
主人公側と悪役側が火花を散らす
アクションギャグアニメです。

第一話で主人公のワタルとコヨミのもとに、
二人の遠い子孫を名乗るカレン姫が
未来から従者ダイゴロンと共にやって来ます。

カレン姫は「ナンダーラ王国」の王女で
王位継承には幻の鳥・ジュジャクが
必要なので一緒に探してほしいと頼みます。

ジュジャクは孔雀+鳳凰っぽいデザインの鳥で、
色んなものに姿を変えて古今東西に現れます。

その頃、没落したスカプラ王朝の末裔
ミレンジョ姫も弟王子コマロを王様にしようと
家来たちと共にジュジャクを狙うのでした。

この家来のコケマツとスカドンのデザインが
いつもの二悪と違うのも特徴です。

今までは男女ペアのヒーローでしたが
この作品からヒーローは男一人になります。

普段気弱なワタルが「勇気……勇気……」と
心に強く願うことで無敵のヒーロー、
ヤットデタマンに変身します。

(実はいろいろ仕掛けがある)

コヨミはヤットデタマンの正体がワタルとは
知らずに憧れていました。

また、巨大ロボット「大巨神」を召喚するのも
今までになかったフォーマットです。

 この大巨神、寛大なようで結構心が狭い。

相手が謝ったら「罪を憎んで人を憎まず」と
一度は許すものの

去ったと油断して悪口言ってると、
即戻ってきておしおきです。

特に「偏平足」は地雷ワード。

「大・激・怒~~~!!!」の一撃で
敵側のメカは大爆発。

「やられちゃった~くやしいな~
今度こそ勝ちましょう さ~ような~ら~♪」
と、歌いながら去っていくのがお約束のオチ。

また、ミレンジョ姫にはドン・ファンファン伯爵
というイケメンの恋人がいました。

この伯爵と従者ダイゴロンが実は二人の姫の
お目付け役だったのは驚きましたね。

少し前のDGSでダイゴロンのキャラソン
『ディスコ・ダイゴロン』(歌:屋良有作さん)が
流れた時はもっと驚いた……。

ヤットデタマン DVD-BOX 1

ヤットデタマン DVD-BOX 1