昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

久米田康治『さよなら絶望先生』その2

絶望先生には名前に引っかけた
個性的なキャラが揃っており、

引きこもり少女・小森霧(こもり きり)

ストーカー少女・常月(つねつき)まとい、

生真面目で何事もきっちりしてないと
気が済まない少女・木津千里(きつ ちり)

それぞれ可愛いけどクセが強すぎて
モテてる先生がちっとも羨ましくない……。

無口なのにメールだと毒舌饒舌な音無
(おとなし)めるのケータイが二つ折り
ガラケーなのが懐かしいですね。

先生の旧友で古いモノ好きの
一旧(いっきゅう)さんや

絶望先生の家族、妹の倫や甥っ子の縁など
生徒以外のキャラも多数登場しました。

基本的には前述の通り、1つのアイデア
キャラの奇行だけでいくらでも
続けられる話なのに

それを全てひっくり返した衝撃的な
ラストは当時話題になりました。

(ここでは詳細は語りません。
ぜひ読んで確かめてください)

個人的に印象深いのはバレンタイン回で
「痛チョコ」の定義の一つに

「マンガのキャラにあげるチョコ」
あったのが……うん……痛たたたたた(古傷が)

ミサイルらしき飛翔体が学校に落ちてきて
騒ぎになるとまずいとごまかそうとした結果、

テニスコートのラインと、引きかけの野球の
ダイヤモンドのラインが交ざってしまい

上から見たら「金」に……

隠そうとして首謀者名指ししてるー!!

というエピソードがありましたが、
十数年経っても同じ事やってるなーと
先日のニュースを見て思い出した次第です。

サブタイトルが文学作品のパロディなのも
好きでした。うまいこと言いやがって……。

アニメと同時期に放送していたラジオ番組
さよなら絶望放送」も面白かったです。

パーソナリティは絶望先生役・神谷浩史さんと
普通少女・日塔奈美(ひとう なみ)役の
新谷良子さん。

新谷さんと神谷さんの息の合ったボケツッコミと
妙にキャラの立った絶望リスナーたちの投稿が
忘れられません。

非難訓練の台詞をリスナーから募集して
いい声で罵ってもらうコーナーとか
ありましたね。

ところで「にょんたか」って何……?