昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

平野耕太『ドリフターズ』その1

ドリフターズ(09~)は主人公・
島津豊久をはじめとする古今東西の歴史上の
人物が、エルフやドワーフが存在する
ファンタジー世界に召喚されて闘う、
異世界バトルものです。

略称は『ドリフ』
16年にアニメ化しました。

誰だ最初に「戦だヨ!全員集合」って言ったの……。

序盤は関ヶ原から始まります。

撤退する島津軍を逃すため、殿(しんがり)を
務めた豊久は、重傷を負ったまま
奇妙な空間に迷い込みます。

沢山のドアが両側にある廊下の中央では
謎の男「紫」が役人のような風体で書類にサインし
訪れた人間の行先を決めているようでした。

異空間に呑み込まれ、倒れている豊久を
エルフの少年たちが森の奥の「廃城」まで
運んでくれます。

そこには織田信長那須与一がいて……。

異世界で戦う話も、歴史上の有名人たちが
時代や国に関係なく集まる話も沢山ありますし

主人公を助けたために権力者を怒らせてしまい
危機に陥る少年たちのもとに、
主人公が恩に報いようと駆けつけると
いうのは王道の展開です。

しかしこの作品が他と大きく異なるのは
キャラそれぞれの価値観の違いがはっきりと
描かれていること。

信長「よーし じゃあ 
むらを とりにいくか」

助けるのではなく、エルフの村の危機を
国奪り(くにとり)の好機と捕えます。

豊久は敵にいきなり襲いかかって殺戮しまくり
指揮官とみなした男に

豊久「首置いてけ なあ 大将首だ!!
大将首だろう!? なあ大将首だろお前」

首を取る=手柄という戦国武将らしい価値観。
共有していない人から見たら恐怖ですよ。

「妖怪首置いてけ」なんてあだ名もつくわけです。
普段の呼び名は「お豊」

「紫」の目的は、敵対している謎の少女
「EASY」が選んだ廃棄物の王
「黒王」が人類を滅ぼそうとしているので

人々を助けるためなのですが、
紫の思惑通りに動く連中ではありません。

紫が呼んだ側が「漂流者」(ドリフターズ
EASYが呼んだ側が「廃棄物」(エンズ)です。

語り切れないので続きます。

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)