昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

タイムボカンシリーズ その5

『タイムパトロール隊  オタスケマン(80~)
歴史を自分の都合よく書き換えようとする
謎の人物トンマノマントとその部下
「オジャママン」と

それを阻む「オタスケマン」との
戦いを描くアクションアニメです。

オタスケマン(=ヒカルとナナの二人組)
オジャママン(=アターシャ、セコビッチ、
ドワルスキーの三悪)の双方とも

普段はタイムパトロール隊の隊員であり、
同僚ながらお互いの正体は知りません。

トンマノマントの指令を、何故か毎回
司令本部のロボット「ヒネボット」が
「カイカイカイ~!」と叫び、内容を受信します。

長官が両者に歴史を守るよう命じ、
宇宙に浮かぶ司令本部ごとその時代にタイムワープ。

三悪はヒカル・ナナ組のメカに
細工するなど常に邪魔をしているので

オジャママンの方が早くターゲットに辿り着き、
オタスケマンが遅れて登場します。

オタスケマンにより歴史は守られるものの、
「タイムパトロール隊は何をやっていた!?」と
長官から毎回怒鳴られ、両者とも「愛の特訓」を
受けるのがお約束です。

Aコース、Bコースの二択なのに
何故かヒカルとナナはデートにしか見えない
シチュエーションで、三悪は毎回おしおきに……。
(1度だけ逆になったこともある)

このため、タイムボカンシリーズの1号2号の
中で、ヒカルとナナはバカップルの印象です。

また、三悪側に早くからイケメン新人・
ゲキガスキーが加入。

当初はオジャママン出動の際は
タイムパトロール隊のメカに置いてけぼりで

掃除しながら「先輩たち遅いなぁ……」と
ぼやいてましたが
後にオジャママンのメンバーに。

しかし実は彼こそ、トンマノマントを
作り出した黒幕だったのです。

動機は「このままでは人類は滅ぶ」と
いう真面目な思想からでした。

ラストは接近する巨大彗星を、ゲキガスキーと
オジャママンが阻止して
望み通り歴史に名を残すのでした……。

小学生の頃、夏休みになると何故か毎年
オタスケマン』が放送されてたので
思い出深い作品です。