昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

北条司『CAT’EYE』その1

『CAT’ EYE』(81~)は美術品専門の
美人三姉妹怪盗「CAT' EYE」の次女・
来生瞳と、それを追う刑事・内海俊夫との
恋物語を描いた作品です。

※瞳は俊夫が刑事だと知っていますが
俊夫は瞳が怪盗であることを知りません。

83年にアニメ化しました。

「レオタード姿の美人姉妹怪盗」
「刑事と泥棒の禁断の恋」

今、別の作品で描いても「キャッツアイ展開」と
言われてしまうほど
この作品の残したインパクトは大きく

先日終了した『ルパパト』にもオマージュが
多数使われていました。

来生(きすぎ)三姉妹の表の顔は
茶店「CAT' EYE」経営。

俊夫たち刑事側は常連として通っている
こともあり、情報は筒抜けでした。

※今ほど機密保持にうるさくない時代ですが
流石に盗聴を警戒するエピソードもあります。

長女の泪(るい)と次女の瞳がお店をやっていて
三女の愛は高校生です。
(ちなみに全員目に関係のある名前)

色っぽいお姉さまで、世話好きな泪さん。
セクシー担当。

快活で気が強く、優しいけど時にやきもち焼きの瞳。
スタイル抜群の健康美。

ボーイッシュなボクっ娘の愛ちゃん。
怪盗には欠かせない便利アイテムの発明者でもある。

「世話好き」「快活」「やきもち焼き」
「ボーイッシュ」「勝気」3人の属性を合わせると
『CITY HUNTER』の香になりますね。

彼女たちを支援する年配の紳士「永石さん」も
いますが、たまにしか登場しません。

俊夫さんは興奮すると博多弁が出る熱血刑事で
ドジなところもあるけど
真面目で優しい人でした。

キャッツには逃げられてばかりとはいえ、
別件で手柄を立てることもありました。

(実は三姉妹の父に似ているらしい……)

最初に「キャッツアイ」の正体に気づいた
女刑事の浅谷さんや、

俊夫とは長い付き合いの上司の課長さん、

(アニメには登場してないけど)
同僚の平野・竹内や、怪盗「ねずみ」こと
ルポライターの神谷など、皆いいキャラでした。

語り切れないので続きは次回。 

キャッツ・アイ オリジナル・サウンド・トラック

キャッツ・アイ オリジナル・サウンド・トラック