『タイムボカンシリーズ』は文字通り
『タイムボカン』(75~)を第一作目とする
タツノコプロ制作の、ギャグ&アクション
&タイムトラベルアニメの総称です。
今なおリメイクやスピンオフが出る人気作ですが
キリがないので一旦シリーズが途切れる
『イタダキマン』(83~)までを語ります。
「おしおきだべぇ~」
「ではポチッとな!」(ボタンを押す)
というセリフは結構有名なので、全く観てなくても
それは知ってるという人も多いと思います。
大雑把なあらすじは
主人公側はタイムマシン「タイムボカン」の
試運転中に行方不明になった博士を
悪玉三人組は「ダイナモンド」という
世界一高価な宝石を探すため
あちこちの国と時代へタイムトラベルし、
着いた先の人々を巻き込んだり手助けしつつ
博士と宝石、両方の手がかりであるオウムの
ペラ助の争奪戦を繰り広げるのでした。
目的やメカ、キャラは作品ごとに変わりつつも
フォーマットはほぼ同じ。
・善玉側は男女二人組+マスコット
・悪玉側は美女一人と、子分の男二人
(頭脳派の出っ歯のヤセ男&力持ちのデブの
組み合わせ)通称「三悪」
・三悪の上にボスがいて、失敗のたびに
おしおきを受けます。
善玉側は毎回違うキャストですが、
三悪だけは常に小原乃梨子さん、八奈見乗児さん、
たてかべ和也さんが担当しました。
失敗してはボスからおしおきをされ
うまくいけば調子に乗りすぎて自滅し、
それでも決してくじけず、悪だくみを繰り返す……。
人間味に溢れた彼らこそがタイムボカンシリーズの
真の主役といっても過言ではありません。
個人的に『ヤッターマン』(77~)に登場する三悪
ドロンボー一味はメカ爆発後、三人乗り自転車で
歌いながら逃走するのですが
未だに二人乗り、三人乗りの自転車を見ると
「スッタモンダ コッタモンダ ヤッタモンダ♪」と
その曲と場面が脳内再生されます。
爆発した後、悪女キャラの胸が両方OR片方が
丸出しになるお約束が実に昭和です。
続きはまた後日。
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