昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

ヨシノサツキ『ばらかもん』その2

ばらかもんは半田先生だけでなく
若い登場人物の多くが変化や成長を見せる
物語でもあります。

スプラッタを描いていた漫画家志望の
タマは作風を変え、ホラー風味は残しつつも
ほのぼの日常もので賞を取り、

父親が酒屋を廃業することで
美和が(一応は)目標を定めます。

船乗りに転職予定の父親を心配するあまり
なるの前で涙ぐんで、

「父ちゃんがいなくなったら
私、どうすればいい?」
と言ってるシーンは萌えました。

ヒロシは料理人の道を選んで島から
東京へ向かい、

神崎くんはテレビタレントとしてデビュー、
辛口のキャラで人気者になります。

そしてなるは父親との距離が縮まりました。

序盤、なるはお祖父ちゃんと暮らしている
ちょっとおバカで元気な娘、以外のことは明かされず

父親は船乗りで島にいないこと、

帰ってきたらなるが熱を出してしまうため
それすらも回数が減ったことが大分後になって
分かります。

心配した半田先生がいつの間にかなる父・
優一郎と文通する羽目になり

最終巻では先生の元に携帯電話が送られてきます。

(本来はなるにでしたが、学校には
持って行けないので普段は半田先生宅に)

父娘の仲は遠いようで近く、周りがやきもき
しなくても深く繋がっているのは確かですが

心配してる分、半田先生となるの
仲も深まっているのが微笑ましい。

アニメでは小学生のキャラは子役が担当しており、
なる役、原凉子ちゃんの演技は素晴らしいの一言。

なるが東京に一時戻った半田先生に電話する際の
健気なシーンには涙出たよ!!

半田先生役・小野大輔さんは最終回アフレコ後に
子供たちからありがとうの手紙を貰って
泣いてるところを

隣のスタジオにいた『ハイキュー!』の
メンバーに見つかってからかわれたと
DGSで言ってましたね。

ばらかもん』は制作現場もほのぼのか!

ラスト近く、川藤くんがヒロシに送られてきた
半田先生の画像を見て「ははは康介 短い春だったな」
と言いつつ去っていく嬉しそうな場面が大好きです。

新作も楽しみにしております!