昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『百獣戦隊ガオレンジャー』

百獣戦隊ガオレンジャー(01~)は

減少しつつある地球の生命力が原因で邪気が
発生、それによって出現した鬼(オルグ)を
パワーアニマルに選ばれた戦士
ガオレンジャーが倒すお話です。

スーパー戦隊25作目ということで、記念作らしい
他作品とのスピンオフや、

CGを駆使したパワーアニマルの画像、
「牙吠」「破邪百獣剣」などの
迫力ある書き文字が戦闘シーンに入るなど
様々な新しい試みがありました。

何しろ第一話で主人公の若き獣医、
獅子走(しし かける)がいきなり
他の四人に腹パンで拉致られ、

「お前がガオレッドだ」と戦わされる急展開。

当初の敵幹部はヤバイバとツエツエ(美女)の
どこか間の抜けたコンビなのですが

ガオレンジャー5人が戦いに慣れた頃に
強敵の新幹部「ロウキ」が登場し、大苦戦します。

ロウキ=狼鬼と書くと、どんなビジュアルか
伝わると思います。

角の生えた黒い狼なんてカッコいいに決まってる!!

しかしこのロウキ、実は先代ガオレンジャー
悪鬼と共に封印された姿でした。

人間の姿に戻った先代こと大神月麿(おおがみ 
つくまろ)は第6の戦士ガオシルバーとして
ガオレンジャーと共に戦うようになります。

このガオシルバーが玉山鉄二こと玉ちゃん。

外見は超イケメンな上に、最強の追加戦士、
更に千年前の人なので世間知らずから来る
ボケも多いという実に美味しいキャラでした。

 

また、序盤はレッドが戦いの初心者だったため、
自衛隊出身のイエローがリーダーの役割でしたが

シルバーが仲間になる前後でイエローがレッドに
リーダーを譲り、コメディリリーフに寄ります。

年下で負けん気の強いブルーと、ガタイはいいが
ちょっと気弱でブルーに頭の上がらないブラックの
仲良しコンビや、

最年少の紅一点・可愛くて気丈な薩摩娘のホワイト、
パワーアニマルの巫女テトムと皆、魅力的なキャラでした。

ガオブラックが後に「純烈」リーダーになって
紅白に出場するとか、世の中何があるかわかりませんね。