昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

いがらしゆみこ・水木杏子『キャンディ・キャンディ』その1

キャンディ・キャンディ(75~)は
20世紀初頭のアメリカを舞台に、孤児のキャンディが
あらゆる苦難を乗り越え、恋に仕事に
強くひたむきに生きていくお話です。

76年にはアニメ化もされました。

実は一言で言うと「壮大な足長おじさん」

キャンディを養女にしてくれたウィリアム
大おじさまこそ、影に日向に別名でキャンディを支え

そして(正体を知らないままに)キャンディが
支えた人でもありました。

いじめあり、恋愛あり、職業ものでもあり
戦争(第一次世界大戦)ありというと
NHK朝ドラのようですね。


作中のいじめの首謀者であり、今なお
少女マンガの意地悪キャラの筆頭に
挙げられるイライザの視点で見ると、

(家庭教師を多数追い出したため)
自分の話し相手として雇われた孤児の
キャンディが

兄のニールと共にどれほどいじめても屈せず
従兄3人はキャンディに夢中。

盗みの罪を着せて強引に追い出したら
何故か格上のアードレー家の養女になって
戻ってくる。

しかもその披露パーティーで行われた
キツネ狩りで、想いを寄せていたアンソニー
落馬して死んでしまいます。

キャンディもショックで孤児院に戻ったはずなのに
今度は従兄みんなとのイギリス留学のメンバーに
混じっていて、

またいじめまくっても、学園きっての不良にして
イケメン貴族のテリィと仲良くなっている有様。

ニセのメモで二人を馬小屋に深夜おびき出し
不順異性交遊をでっち上げますが、
退学になったのはテリィ一人でした。
(テリィが院長に頼んだ)

その後(ちょっと省略)

兄ニールまでもがキャンディに惚れて
しまい、強引に婚約を迫るも

一族の長であるウィリアム大おじさまに
拒否されます。

イライザにとってはほっとする反面、
キャンディを常にひいきしてきた
ウィリアム大おじさまがまだ若々しく、

自分の言葉を信じてキャンディを嫌っていた
エルロイ大おばさまの方がうんと年寄り
だったのは、彼女にはショックだったでしょうね。

書き足りないので続きは明日。