昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』

2015年のスーパー戦隊です。
忍者話が続いてるので語ってみます。

決め台詞が「忍びなれども忍ばない!」
敵を倒すと「忍ばず~~ワッショイ!!」
と叫ぶ、徹底して明るいお祭り作品でした。

※シリアス展開がないわけではありません。

主人公たちは「伊賀崎家」の忍者一族で
先祖が封印した妖怪「牙鬼軍団」が
予言の通り復活したのを再び倒すという
お話です。

忍者一族なので「ラストニンジャ」の
称号を持つ祖父を越える物語でもあり、

「親子三代レッド」が名乗りを上げたりします。

熱血おバカな兄(赤)としっかり者の妹(白)
が兄妹で、

英国ハーフで魔法使いでもある(青)
頭脳派の頼れるお姉さん(白)
常識人のためちょっと影が薄い(黄)は
いとこです。

途中ラストニンジャを目指し、アメリカから
やってきた6番目の戦士「スターニンジャー」(金)も
登場。決め台詞は「忍びなれどもパーリナィ!」

(意味は気にしない)

お祭り要素の強い戦隊に相応しく、
過去の忍者モノ作品からのゲスト回も
多数ありました。

88年メタルヒーロー
『世界忍者戦 ジライヤ』からジライヤ、

94年スーパー戦隊
忍者戦隊カクレンジャーから
ニンジャレッド、

02年スーパー戦隊
忍風戦隊ハリケンジャーから
ハリケンレッド。

敵方もラスボスである「牙鬼幻月」を
蘇らせるために人間の「恐れの心」を
集めてるわりに

幻月の「奥方様」こと有明の方が
アンチエイジングに使ってしまい、
他の幹部が頭を抱えるシーンもありました。

実は出産のためにエネルギーが必要で、
生まれた子があっという間に育って
強大な敵として立ちはだかった時は
「伏線だったのかー!」と驚きました。

敵側も「家族関係」が重要なファクターだったり、

普段は陽気なスターニンジャーも実は
父と兄の仇を探していたりと

「家族」がテーマの作品でもありました。

 

甥っ子が当時ハマっていて、一緒に
EDダンスを踊ったこともあって、
個人的に思い出深い作品です。