昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その17(5巻感想8)

89話では職場の
同僚、水田さんとの
やり取りから

もねがサウナに
挑戦。

朝サウナは頭も
スッキリする、

仕事の疲れは家の
湯船の方が解消する
とは水田さん談。

しかしサウナのために
早起きは難しそうだと
休日の昼に行ってみます。

結論:頑張ったけど
「整う」境地には
至りませんでした。

楽しみ方、向き
不向きはそれぞれ
だし、

結果的に空振りだったと
しても、新しいことに
チャレンジするのは
大事……。

90話はゲンローさんを
家に招いてるのに、部屋が
何故か片付かない話。

もね「やんないとって
頭じゃ分かってる
でも体が言うことを
聞かないんだよなぁ……」

わかる……!!!

ゲンローさんの指摘で
原因は夏バテと発覚。

じゃあしょうがないね……と
なりますが

ゲンロー「人の部屋って
……こんなに見事に
散らかるものなんだなぁ」

(季節は真夏)

もね「外に出て待ってて
くれてもいいよ?」

大笑いされた仕返しに
せめてもの反撃を
試みるもね。

でもゲンローさんが
笑い飛ばしてくれるなら

部屋散らかしても
自己嫌悪とかに陥らずに
済むと思うんだ……
(ゲンローさん推し)

91話は「芦川さん」と
アキラくんが引き続き
芦川さん捜索中。

※冒頭で本物の
芦川さんが結婚指輪を
なくした情報が出てくる。

彼が自分の意思で
姿を消してる以上、

おおっぴらに探し回る
のはいい気がしない
かもしれない……

そんな話をしていると
警察から電話が……。

一方もねは、実家の
大型犬じょも太の
散歩中に

誰かの結婚指輪を
見つけてしまう。

本編はここで終わり、
巻末おまけページは

読者から募集した
「みんなの大丈夫
スペシャル」

みんないろんな方法で
大丈夫を目指しているん
だなぁ……(しみじみ)

ところで先日読んだ
本によると

心が癒される、落ち着く、
爽やかな気分になるなどは

(脳内物質)
セロトニン的幸福」と
言うらしいです。

「芦川さん」は具体的には
人のセロトニンを吸って
いるということ……?

著:樺沢紫苑
『THE THREE HAPPINESS 
精神科医が見つけた
3つの幸福』

続きはまた後日。

 

井上まい『大丈夫倶楽部』その16(5巻感想7)

87話冒頭で翠ちゃんの
家庭の事情が明かされ
ます。

宗教活動家の母親に
とって、娘は「自分の
次に熱心な信者」で
なくてはなりません。

翠(私は私じゃね?)

そう内心でツッ込んで
平静を保つ翠ちゃん
でしたが

未成年である以上、
親からの干渉は避けられ
ないわけで……。

ポストの置き手紙を
見て

翠「海見たくなって
きちゃったな~」

しかしふと「芦川さん」に
自宅のハンモックに

いつでも乗りにおいでと
言われたことを思い出し
ます。

部屋に入って開口一番

(前来た時より)

翠「なんか……
色々減ってね?」

芦川さんの説明で
翠ちゃんをパーティで
歓迎する目的で色々と
部屋を飾ってみて、

その後もモノを増やしたり
変えたり試行錯誤して
みたけど

結局落ち着かずに
元に戻った……。
(意訳)

芦川「けど結果的に
お客をもてなせない
部屋になってしまった
……ごめんよ……!」

謝る芦川さんに

翠「自分のテリトリー、
自分の好きなようにして
何が悪いのさ」

そうフォローしつつも
「女子高生のお尻を
冷やす部屋は罪深いかも」と

軽口で責めてみるのが
翠ちゃんらしい。

なんだかんだ振りまわ
されたのに、翠ちゃんが
ハンモックに乗ると

会話をやめてそっと
離れる芦川さんの
気遣い……。

翠(他人が何望もうと
ボクが何を嫌いでも
ボクはボク)

翠ちゃんが落ち着いた
ようでよかった。

オチでも窓の外の
殺風景さに文句言って
ますが、

素直にお礼が言えない
彼女なりの照れなの
かも。

88話は大丈夫倶楽部の
活動にお邪魔する
翠ちゃんの話。

一度拒否した割には
活動に好意的だし
やって来てるわけで

もね「翠ちゃんも
大丈夫倶楽部に
参加してみる?」

→完全拒否。

翠「ボクって全然
ずっと大丈夫じゃ
ないよ」

大丈夫になる方を
目指して活動してる
倶楽部には入らない、

翠「大丈夫じゃない
のとずっとやってくわ」

芦川「大丈夫アンチ
クラブ……!?」

思わず呟いた一言に
大ウケする翠ちゃん。

翠「そういうお互いでも
仲良くしたって
いいっしょ?」

考え方が正反対でも
仲良くできるって
いいよね(ほっこり)

折角だから続きます。

『ZOIDS(ゾイド)』その43(40話感想2)

普段は「金のためなら
何でもする、油断ならない
悪党」みたいに
ふるまってますが

本当は面倒見が良くて
情に厚い、ゾイドと男の
ロマンが大好きな
兄貴キャラ、

それがアーバインです。

5年ぶりに再会しても
彼が変わってないことを
バンが確信して喜んでる頃、

船長は何か調べもの。
画面にはバンの顔写真が……。

不穏なフラグが立つ中、
二人が敵アジトの地下で
見たものは

アーバインゾイドコアを
抜かれた、ゾイドたちの
抜け殻だ」

船長「その通りだ!
ここまで乗り込んでくるとは
さすがガーディアンフォース」

銃を突きつけられ、
船員たちに囲まれる二人。

バンがガーディアンフォース
だと、今知ったアーバイン

(昔のバンは手持ちの情報を
相手の素性も確かめずに
全部喋ってたのに……)

ゾイドたちは生きたまま
コアを抜かれ、
新たなゾイドを作る実験に
使われていたのでした。

二人が処刑される寸前、
外から攻撃が。

トーマ「抜け駆けは
許さんぞ バン!」

ジークが飛び込んできて、
二人を回収します。

戻ってきたジークと
バンの傍にアーバイン
いるのに気づくフィーネ。

嬉しそうなフィーネに

アーバイン「キスなら
後にしてくれ」

照れてる照れてる……!!!!!!

※正面向いて言ってない
のがミソ。

和みの後は緊迫した
シーンが続きます。

フィーネが船内に入って
ゾイドを救出、脱出させて
いると、船長に捕まって
しまう。

バンが再び乗り込んで
フィーネを助けるため
船長と対決。

(その間、ザコとの戦闘は
トーマとアーバイン
担当)

船長はヒルツの手下
だったと判明。

ヒルツはバンとフィーネを
船ごと葬ろうとするが

先程フィーネが解放した
プテラスに乗ったアーバイン
二人を回収、無事脱出。

アーバイン「縁が
あったらまたな」

今までどうしてたのか、
これからどうするのか、
肝心なことは何も
言わないまま……。

それもまた彼らしい。

ところでバンに
ガーディアンフォースに
誘われた時に

「お前らのおもり
なんか嫌だ」(意訳)

と断ってますが

フラグだったねぇ……
(ニヨニヨ)

続きはまた後日。

『ZOIDS(ゾイド)』その42(40話感想1)

アーバイン再登場回!!!!!!

サブタイトルは
ゾイド狩り』

冒頭で「戦闘時に使われた
スリーパーゾイド
帝国・共和国軍が
撤去作業してるが

他の何者かも勝手に
回収している」

それをつきとめるのが
今回のミッション。

トーマはディバイソンで
待ち受けますが

現行犯で捕えようと
したところ、黒い
コマンドウルフ
倒されます。

バンは回収されるのを
見越して、スリーパー
ゾイドの中に隠れて
潜入に成功。

バンがゾイドから出ると、
巨大な戦艦の中には
大量の無人ゾイドが。

発信器をオンにしてから
艦の中を調査するバン。

3人の乗組員が
酒盛りしてる最中に

「新入りも誘ったが
来なかった」と話して
いるのを耳にします。

そのままドアの前にいると
船長に見つかって
しまい、

隙を見て逃げ出しますが
「新入り」の男に行く手を
塞がれ、腹パンで気絶。

アーバインが茶髪
ストレートになってる!?

※ウィッグです。

その頃、トーマはフィーネに
介抱されていました。

喜ぶトーマですが
フィーネはバンの発信機を
追跡中。

目を覚ましたバンに

アーバイン「ああしなかったら
お前は連中に殺されてたぞ」

「お前も賞金目当てか?」

バン「何のことだ?」

バンも仕事の都合上、
詳細は話せず、

アーバインも親切丁寧に
説明するタイプでは
ないので

この時点では意味ありげな
単語だけで会話が終わります。

アーバインはバンに
武器を返し

「もうすぐアジトに着く。
死にたくなかったら
オレの言うとおりにしろ」

→脱走騒ぎを起こし、
逃げる(無人の)車を
アーバインが狙撃。

連中に死んだと安心させた
上でバンを逃がす筋書き。

……のはずが、逃げずに
アーバインについていく
バン。

結局、根負けして
目的を教えてくれます。

「ある富豪が自慢の
ゾイドコレクションを
ごっそり盗まれたので
賞金をかけた」(意訳)

それで潜入したものの、
奪ったゾイドの行方や
船長の裏にいる何かが
気になっていると話す。

説明中のアーバインを眺める
アーバインはこうで
なくちゃ)って言ってるような
バンの表情がいいんだ……。

折角だから続きます。

西修『魔入りました!入間くん』その68(36巻感想5)

モモノキ先生にお礼を
言われたバラム先生は

バラム「僕らはただ
頼まれてただけ
ですけどね……」

ダリ「カルエゴ
先生にだよ

モモノキ先生が
困ってたら
助けてあげて
ほしいって」

カルエゴ先生の書いた
モモノキ先生専用ノートを
見せて

ダリ「一冊丸々
キミのための
言葉が詰まってる」

実はモモノキ先生を
「伸び代のある新入りが
来た」と

カルエゴ先生が喜んで
いたと語る先生たち。

そんなの惚れるやろ……!!!(絶叫)

真っ赤になった
モモノキ先生も

話を聞いた女子会
メンバーの反応も
可愛い……!!

この回、恋バナで
盛り上がるだけでなく

モモノキ先生の行動も
「カッコ良かった」と
皆が賞賛するのも素晴らしい。

第319話は悪周期の
カルエゴ先生を
バラム先生が訪ねる話。

カルエゴ先生の
お宅&私室初登場なのに
室内に暴れ回った爪痕が……。

バラム先生は仕事を
抜けて、薬を持って
来てくれます。

カルエゴ先生が皆のメールを
無視してるので、それを
伝える役割も兼ねてます。

お見舞いメールを画像
つきで送る問題児クラス……
慕われてますね(ほっこり)

和みはここまでで
本題に入ります。

バラム「そんなに
ひどかったの?

デビキュラムでの
兄弟喧嘩」

直接のケンカはなかった
ものの、カルエゴ先生が
分かったことは
カルエゴ「兄上は
明確な悪意をもって
アトリをバビルス
潜入させていた」

「牙を剥いた以上
兄上はバビルス
(われわれ)の敵だ」

そう断言した後

カルエゴ「今から
俺がする質問に
何も答えないでくれ」

と、不思議な前置きを
してから

「兄上が言っていた
イルマにはこれ以上
近づくな

ヤツは危険で
忌むべき存在だと」

動揺するバラム先生に更に

カルエゴ「シチロウ、
イルマは人間なのか?」

カルエゴ先生は、入間くんが
人間と知ったらどう反応
するのか?と読者の誰もが
考えてはいたわけですが

遂にこの日が……!!!

詳細はぜひ読んで
確かめてほしい!!!

カルエゴ先生がそれを
知っても変わらないと
断言してくれて

泣くほど嬉しいよ……!!!!

バラム「---……
ありがとう
カルエゴくん」

本当にありがとう……!!!

続きはまた後日。

西修『魔入りました!入間くん』その67(36巻感想4)

第316話は女子会に
モモノキ先生がゲスト。
カルエゴ先生との出会いを
語る重要回。

でもその前に、新聞を読む
アメリの呟きを通して
魔界の世論がさり気なく
読者に伝えられます。

(新13冠にバチコが
就任したことを)

アメリ「デビキュラムで
雷皇バール様が提示
した案が通るとは……」

「それほどまでに
シュラ姫様のお力が
大きいということか……」

バチコ祖父、バルバトス家の
大頭領がブチ切れで
危うく戦争になりかけ
たのを

入間くんのお陰で丸く
おさまったことなど
その場にいたメンバーしか
知らないわけで

バールの影響力が大きく
なっているという認識
なのは当然です。

入間くんと魔界に
とっては不安要素が
描かれた後は和みタイム。

デビキュラムのナルニア
父の変装だったと
気づいたシーンを
思い出しながら

(目の前で自分と同じ
能力発動すればねぇ……)

アメリ「どうりで
イルマに対する目が
厳しかったわけだ」

「イルマ……
……話したいな……」

連絡したいけど
どうしようか、
ぐるぐるしてる
アメリも可愛い。

お茶会なら、と準備
してたらクララが乱入、
女子会開催へ。

女子会とモモノキ先生が
観念して話し出すまでは
以前書いたので省き
ますが

この巻の表紙の女の子、
新任時代のモモノキ
先生だったのか……!!

教育係を紹介するね、と
言われて

モモノキ(大きくて
目つきが悪くて
無愛想なヒトじゃ
ないといいなぁ……)

→カルエゴ先生でした。

これは見事なフラグ。

この頃は髪が長いんですね!!!!

モモノキ(苦手な
タイプ……)

最悪の第一印象から
やがて恋心に変るのは
少女マンガの王道。

モモノキ先生は慣れない
仕事を頑張ってるのに

カルエゴ先生は
いつも厳しく、
認めてくれません。

そんな時、生徒たちの
一部がモモノキ先生なら
気付かないだろうと

他の生徒のレポートを
丸写しで提出して
いたと知ります。

落ち込むモモノキ
先生に声をかけたのは
バラム先生でした。

バラム先生の協力と
モモノキ先生自身の
イデアと能力で

ナメきっていた
生徒におしおき。
自信を取り戻します。

続きます。

倉尾宏『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その11(5巻感想4)

原作では北斗四兄弟
養父兼師匠のリュウケン

ラオウケンシロウの前に
虎を放ち、二人と虎の
反応を見て

どちらが暗殺拳の後継者に
相応しいか決めるシーン
です。

ケンシロウ→傍に来た
虎を撫でる。

ラオウ→虎が襲いかかって
きたのを即座に返り討ち。

リュウケンの理屈は
ともかく、子供の読者でも

二人の性格の違いと
ラオウの強さ、凶暴性が
はっきりわかる
エピソードです。

ドラマ版ではサーカス
から虎を借りてきます。
名前はハナコ

役者を近づけると聞いて
調教師さんも優李も
驚愕してるのに

島田「ハナコちゃ~ん
ラオウですよ~」

調教師さんが監督に
抗議してる間に、虎を
撫でたりと大物っぷりを
発揮します。

調教師「あの方が自然体
すぎて警戒心を
抱かないのかも」

監督「……自然っていうか
ありゃもう野生じゃ
ねえのか!?」

念のため麻酔銃持った
狙撃手まで用意して
撮影開始。

虎が近づいてくると

島田(橘君!
撫でてごらんよ!
モフモフして
気持ちいいぞ!)

優李(だ……だったら
ちょっとだけ……)

そして虎は島田さんに
襲いかかり……。

構える狙撃手に

島田「やめろっ!!」

「はっはっはっ
可愛いなぁ
こいつぅ~」

じゃれつかれ、舐められ
まくる島田さん。

監督「調教された虎
とはいえまるで
猫のように……!

これが島田チャンの
人間力なのか……!」

※島田さんが動物に
なつかれるのは、今後の
伏線でもあります。

ハナコとの撮影後、
今度は虎の人形を使って
ラオウが虎を惨殺する
シーンを撮ることに。

優李「さっきまで
虎を可愛がってた
人ですよ……」

監督「それもそうか……
躊躇するかな?」

→全力でぶっ壊したーー!!

優李「あれバレーの
アクションですよ!?」

監督「しかも本物を
撫でた直後に
この暴力……

躊躇がない!!
どんなシーン
どんな演技も
任せられる!!」

監督が太鼓判を
押す中、

島田「北斗の拳……
ラオウ……
こいつぁ 
楽しいなぁ!!」

他の役者たちは独特
すぎる『北斗』の
撮影現場や

監督の無茶振りに
困惑するのが大半
なのに

島田さん、あんた
すげぇよ……。

続きはまたそのうちに。